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【2020年夏】 持続可能な地域漁業を支える共感マーケティング戦略を確立せよ

たみこの海パック

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。

共感マーケティングで、水産業に地域を越えたつながりを生み出す


地域の女性に働く場所を提供しながら、漁場改革で環境にも配慮した養殖で育ったカキと食べて健康になれる地元の海藻を紹介する通販事業。共感マーケティングでつながりを生み、リピーターを増やしたい。


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  • このプロジェクトについて

たみこの海パックが扱う戸倉っこカキは、戸倉地区の震災復興の象徴です。生産量を稼ごうとするあまり、競争するように養殖施設を増やし、結果として品質低下と生産力の低下を招いてしまった震災前のカキ養殖。津波ですべてを失った後、漁師達全員で話し合い、出した答えは施設を1/3に減らすこと。混みすぎて栄養分が行き渡らず、収穫までに三年かかっていたカキ養殖が、この改革により一年で収穫できるようになりました。最初は収入が減ることを覚悟していた漁師も、密度を守った養殖をすることで逆に生産量が上がり、資材や燃料費は抑えられ、労働時間まで減ることを実感しました。今では品質も高く評価されるまでになりました。戸倉地区ではこの取り組みを守るため、厳格な環境認証の国際基準であるASC認証を国内で初めて取得。浜には後継ぎの若い漁師も増え、昨年は国内最高の栄誉である天皇杯を受賞しました。たみこの海パックでは、漁業体験学習も受け入れながら、この物語をもっとたくさんの人に伝えたいと願っています。
また、目の前の海でとれる栄養満点の海藻は、日常の食事にちょっと加えることで、不足しがちな栄養素を補給してくれます。こういった地のものを生活の中に取り入れてもらうことで、多くの人々の健康作りのお役に立てると同時に、漁業で生きていく地域の経済が少しずつ潤い、地域の持続可能性も高まります。
漁業体験や海藻類を使ったふりかけ体験の参加者には、オリジナル紙芝居で、これらの事柄を分かりやすく伝えています。
しかしながら、海パックで働く人材は限られ、潤沢な資金があるわけでもなく、ひとりでも多くの方にどうやってこの魅力を伝えたら良いものか、悩みは尽きません。そこで、インターン生の力を借りて、共感マーケティングの戦略を立てられないかと思い立ちました。具体的にはECサイトを見て下さる方の数をどうやって増やしたら良いかを、一緒に考えて戦略をつくっていきたいと考えています。環境を守り、地域を守る商品を売ることで、持続可能な社会へと近づく、そんなお仕事を是非一緒に作り上げてみませんか?


募集要項
募集対象
大学生
期間
【2020年夏】短期(3週間~2ヶ月)
インターン内容

世界初のASC認証漁場で生産されるカキと、前浜の海から採れる海藻の良さを、たくさんの方に伝えたい。そんな思いで地元の主婦がはじめた通販事業を、共感マーケティングにより支える戦略を確立します。
具体的には、マーケティングリサーチによるターゲットの特定と、商品の良さを伝える方策を検討し、①通販ページの認知度、②コンバージョンレート、③リピート率の3つの事柄を向上させる戦略を確立します。
インターンはフルオンラインで実施し、以下のようなスケジュールを予定しています。(概ね160h程度の活動を予定)

第1週:地域ゼミ、インターンゼミ
○南三陸ブロックの他のインターン生と一緒に、地域を理解し、インターンに取り組む際に必要となるスキル、フレームワークなどを学ぶゼミを受講して頂きます。
・南三陸にどっぷりつかる(地域の特徴・取り組み、地域企業の社長リレートーク、他)
・武器を身につける(ロジカルシンキング、マーケティング講座、など)
・プロジェクト達成のために(プロジェクト理解、目標設定の仕方、活動の際のツール、注意点)

第2週:受入企業との打ち合わせ・目標設定
・受入企業、プロジェクトを深く理解する
・各週ごとの目標設定、企業担当者との打ち合わせタイミング等の設定

第3週〜:
○課題解決に向けた活動(具体的な課題は、通販ページの認知度向上、コンバージョンレート向上、リピート率向上を目指す活動)
・ターゲット、方針の決定
・ヒアリング、情報収集
・実施テスト、評価など、PDCAサイクルをまわし、より良い成果を追求

最終週:
・報告書の作成
・成果報告会(期間中に中間報告会も実施します)

期待する成果

・通販事業の売上1割アップ
・リピーター買いにつながる戦略の立案

得られる経験

・マーケティング手法の習得
・商品企画と販売戦略の立案経験
・地方の現状を理解し、職業観が広がる経験
・地域のアツい事業家達と交流する経験

対象となる人

・地域の課題解決やSDGsに興味のある人
・共感マーケティングという言葉にピンときた人
・論理的な思考ができる人
・最後まで投げ出さず成果を求める気持ちのある人

活動条件

・インターン期間:8/10(月)〜10/10(土)を予定。
・基本的にオンラインで現地をつないだ活動となります。
・エリア内での複数のインターンプロジェクトとの集合研修(オンライン)を実施します。
・新型コロナウイルスの影響収束によっては、現地訪問の機会が設けられる場合があります。

【このインターンシップは、復興庁主催の「復興・創生インターン」プログラムです】
※「復興・創生インターン」は、復興庁事業「伴走型人材確保・育成支援モデル事業」として実施します。
※このプロジェクトについてのご質問・ご相談は、(一社)サスティナビリティセンター(担当:太齋(ダザイ)、連絡先:050-5236-2263)までお問い合わせください。

活動場所

宮城県南三陸町(オンライン実施)

事前課題

有り(詳細はエントリー時に説明)

各種補助

インターンシップ保険に加入。
活動支援金 なし

  • 私たちについて

主婦がはじめた海産物で地域と消費者をつなぐ通販事業

震災で多くを失い、海を見るのも怖かった主婦が、居場所をつくるために始めた通販事業。お客様にお届けするのは、日本初のASC認証を取得したカキをはじめ、目の前の海でとれたアワビやワカメ、そして地元の水産加工場が手掛ける地のものばかり。特に戸倉地区の漁師が全員で漁場改革に取り組み、それまでの1/3の密度に養殖施設を減らし、海を汚さず一年で収穫できるようになった戸倉っこカキは、持続可能な漁業の象徴です。美味しくて環境にもよい海の幸を食べて、心も体も健康になって欲しい、海とのつながりを感じて欲しい、という思いを込めてお客様にお届けしています。たみこの海パックは、また、地域の女性達が自分たちのニーズに合わせた時間に働ける場所も提供しています。そして、より深く漁業を理解してもらうための体験学習の提供も。手づくりの紙芝居を使った講座は、海外の方にも好評です。関わる人たちに笑顔が生まれ、将来に渡ってここに住み続けられる場所をつくるため、試行錯誤しながら進んでいます。


  • インターン生へのメッセージ

阿部民子

海パックでは、子育てをしながら働きたいという女性達を雇い、個々が活き活きと働ける職場作りと、漁業者に光を当て漁業者の取組みや想いを伝えることで、生産者と消費者が繋がりまた地域の活性化に貢献できればと思い日々一歩一歩できることから進めています。

海パックの想いを若い世代の知恵や想造で自社サイトからの売上アップとリピーターに繋がる販売方法を見出して頂きたいと思います。通販事業がたくさんある中から選んでもらえるようにするには簡単な事ではありませんが、課題を解決する為の学びの場やこれまでとは違った地域の人達の想いを知ることで自分自身の成長の糧になると思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

【プロフィール】

山形県から嫁ぎ、長年漁師の嫁として家業を手伝ってきましたが、2011年東日本大震災で加工場や漁場が全壊。いろんな感情を乗り越えながら海に出ずとも浜の人達ができる仕事場を作りたい、地元の海産物を広めたいという思いから、2012年10月に海産物の通信販売や卸・小売業「たみこの海パック」を立ち上げました。

このインターンは募集が終了しました。沢山のご応募ありがとうございました。


企業情報
受入団体名
たみこの海パック
設立
2012年
代表者名
阿部民子
従業員数
3名
所在地
宮城県本吉郡南三陸町戸倉字長清水9-3
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